◆コナガエノアカカゴタケ(海浜植物ではありません)

 

2025年5月6日撮影。朝から雨が降っていましたが、撮影した時は雨は小降りでした。

 

2025年5月5日撮影。頭部から発する匂いに誘われてハエが飛んできました。見事なシャッターチャンスです。

 

2025年5月4日撮影。

 

3年ぶりに発見しました。2025年5月2日撮影。

 

午前中は直立していますが、午後になると萎れてしまいます。2025年5月2日撮影。

 

頭部に砂が付着していました。


2022年4月30日に「愛媛きのこ観察会」所属の寺本辰己さんが見つけました。寺本さんは毎年のように4月上旬から有明浜を訪れています。寺本さんはキノコに詳しいために発見出来たと言います。

大変貴重なキノコを写真に収めることができました。

 

コナガエノアカカゴタケです。大きさは5〜7センチあります。

寿命は短く昼にはしおれていました。

 

有明浜では砂浜と海浜植物が育つ境目に育っていました。橙色の網目を持つ、カゴ状の類球形の頭部をしています。

 

頭部から強烈な臭いを発し、ハエを呼び寄せ仲間を殖やしていきます。

 

コナガエノアカカゴタケの頭部から出る胞子がハエの体に付き他の場所にとまった時に、来年にコナガエノアカカゴタケが出るかもしれません。

 

2022年5月1日に見つけました。